ニットの染め直しアップサイクル事例
寒い冬が続く中、最近はニット地の染め直しのご相談を多くいただきます。
一部ですが、今までの染め直し事例をご紹介いたしますので、参考にしていただけたらと思います!
ニット素材とは?
ニット素材とは、糸を織ったり編んだりして作られる織物のことです。
ニット素材の特徴として、以下のようなものがあります。
- 編み方によって、柔らかくて軽いものから厚みのあるものまで様々な質感を持つことができます。
- 編み方によって、縦方向や横方向に伸縮性があることができます。
- 編み方によって、通気性がよく、吸汗性が高いものができます。
- 編み方によって、やわらかな質感を持つものができます。
ニット素材は、編み方によって柔らかい軽いものから厚みのあるものまで様々な質感を持つことができ、縦方向や横方向に伸縮性があり、通気性がよく、吸汗性が高いものができます。
繊維別ニット素材の特徴
ニット素材は、様々な繊維から作られます。 それぞれの繊維によって特徴が異なります。 以下に、一部のニット素材の繊維別の特徴を紹介します。
- 綿:柔らかく軽く、通気性がよく、吸汗性が高く、洗濯しやすいが、縮みやすい。
- アクリル:保温性が高く、軽く、洗濯しやすいが、吸汗性が低い。
- ポリエステル:保温性が高く、軽く、洗濯しやすく、吸汗性が高く、縮みにくい。
- ウール:保温性が高く、吸汗性が高く、柔らかいが、洗濯には注意が必要。
- シルク:柔らかく、保温性が高く、吸汗性が高いが、洗濯には注意が必要。
- カシミヤ:柔らかく、保温性が高く、吸汗性が高いが、洗濯には注意が必要。
上記の特徴はあくまで一般的なものであり、製造工程や混紡繊維によって異なる可能性があります。 ニット素材の選び方や使用目的に応じて、繊維の選び方を検討することが重要です。
ニットを使った服の事例
- セーター:上質な毛糸や綿などの素材を使用し、柔らかく軽いニット素材で作られます。 セーターは、冬に着るアウターウェアとして人気があります。
- カーディガン:セーターのようなニット素材を使用し、着心地がよく柔らかいものが多いです。カーディガンは、アウターウェアとしてだけでなく、インナーウェアとしても使用されます。
- スウェットシャツ: ポリエステルなどの吸汗性の高い素材を使用し、スポーツやアウトドアに最適なアイテムです。
- ニットワンピース:ニット素材を使用し、柔らかな着心地の良いワンピースのアイテムです。
ニット素材を使用した服は、柔らかく軽く着心地が良く、保温性や吸汗性にも優れているため、冬場のアウターウェアやインナーウェアとして、スポーツやアウトドアにあったアイテムとして人気があります。デザインやカラーバリエーションも豊富であるため、様々なスタイルに合わせてご利用いただくことができます。
ニットのお手入れ方法
- もし、洗濯機で洗う場合は、「手洗い」や「ニット」などの設定を使用し、ゆるい洗い方で洗ってください。また、洗剤は、ニットに特化した洗剤を使うと良いでしょう。
- 乾燥: ニット素材の服は、ゆっくりな場所にゆっくり敷いて乾かしましょう。
- アイロン:ニット素材の服は、アイロンをかけないでください。もしアイロンをかける場合は、低温設定で湿った布をかけながらアイロンをかけてください。
また、ニット素材の服は、縮やすぼみやすいため、長持ちさせるためには、乾燥した状態で保管することがおすすめです。
ニットの染め直し事例
ここではご紹介してきた、ニットの染め直し事例をご紹介していきます!
白の厚手のニットのセーター。黄ばみや毛玉が目立ち始めていたお洋服を、チェリーピンクでタイダイ染め!
ピンクの柄が自然な形で入り、黄ばみや毛玉もほとんど気にならなくなりました。ニットと優しい色でのタイダイ染めは相性が良さそうです!
複数のお色で構成されるニットのセーターを鈍色に。落ち着いた印象へと変わりました。(Beforeの画像が解像度が荒く申し訳ございません。撮影時にぶれてしまいました...。)
こちらはオレンジが好き、というお客様の白のニットカーディガンを鉄朱色で染め直しました。全く別物のお洋服に生まれ変わりました。
クリーム地の半袖ニットセーターをブラウンに。秋の時期には特にお似合いのお色です!
ニットは生地も厚く、サイズも大きい場合が多いので、ご自宅で染めるのはなかなか難しいです。苦労して染めてもイメージ通りにならなかったら元も子もありません。
そんなときはsometeにぜひお任せくださいませ!
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